〇腰痛
「腰が痛い」「腰がきつい」このような症状の腰痛。
腰痛は病名ではなく体に表れる症状の名前なのです！ ちなみに、厚生労働省の自覚症状の調査によると男性1位、女性の2位が腰痛となっており、誰もが経験しうるとても身近な症状といったところですね。

腰痛には、腰そのものに問題がある場合だけでなく、職業・生活習慣・自分の癖・ストレスなどのいろんな要因が重なっているため、自分の生活習慣や体の使い方などを修正してあげることが腰痛改善するための第一歩となります。

腰痛には種類があります。
原因が筋肉的な腰痛では、日頃の生活習慣や仕事などで、腰周りの筋肉が緊張し血流が悪くなり疲労物質が蓄積し、筋肉が固くなります。
その固くなった筋肉が血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、神経を圧迫したりして、こりや傷みを起こすようになります。
あとは原因がわかっている腰痛です。

腰椎椎間板ヘルニアでの腰痛

背骨と背骨の間にはクッションの役割をする「椎間板」というものがあります。
椎間板ヘルニアは、加齢などにより椎間板の一部が飛び出してしまい、背骨を通っている神経を圧迫することで痛みが起こります。
それに伴い、腰やお尻、足にもしびれや痛みがでたり、力が入りにくくなります。
痛みは、長い距離を歩いたり、重いものを持つと強くなることがあります。椎間板ヘルニアは、悪い姿勢での動作や作業などにより起こりやすくなります。

腰部脊柱管狭窄症による腰痛

腰の骨や椎間板が加齢や激しい運動などによって変形したり、骨に棘状の突起（骨棘）が形成されたりして、神経が通っている脊柱管というところが狭くなってしまいます。
狭くなると神経が圧迫されてしまうので、圧迫されたところに痛みがでてしまう病気です。特徴的な症状として、少し歩くと痛みがでるが休むとまた歩ける。前傾姿勢になると痛みが和らぐのが特徴です。お尻や足にしびれや痛みを感じることもあります。

などの病気が原因での腰痛もあります。
ですが実際のところ、腰痛は原因がよくわからないことが大半を占めています。
「じゃあ、原因がわからなければどうすればいいの？」となりますよね。
原因がわからなければ、冒頭にも書いてあるように、「日ごろの習慣」を見つめなおすのも一つの手であります。

当院では日ごろどのような生活習慣なのか？どのような癖があるか？などの要因もお聞きしていきながら、治療と指導をおこないます。
治療内容としては、電気治療器やホットパック・鍼治療・手技を用いて首や肩の筋肉をしっかりと緩めてあげる治療を行います。

電気治療器では、電気刺激で筋肉を緩めたり・痛みをおさえてあげる治療を行います。
ホットパックでは、首・肩を温めることで、首・肩周りの血流がよくなります。首・肩の筋肉のコリや固さは、温めることでほぐしやすくなります。
鍼治療はより深い筋肉にアプローチできるので、表面と深部の筋肉を緩めてあげることができます。 手技では、固くなった筋肉にアプローチしてあげる事で血行を促進させたり、リラックスしていただくために行います。

腰痛でお困りでしたら、ぜひ当院の治療をお試しください。